2010年07月05日

Apple iPhone 4

正直、非常に悩んでいた。

iPhone 3GS を買ったときからつい最近まで、次世代 iPhone は 1 つ飛ばして 2 年間は使うつもりでいたのだが、iPhone 4 が発表されて、そのデザインや機能、性能を見ているうちに、徐々にその気持ちが揺らぎ始め、予約開始のニュースでは、行列がすごいことになってるだの、予約サーバーがダウンして現場は混乱しているだのと、その熱狂ぶりを見ているうちに「乗るしかない、このビッグウェーブに!」という気分が湧いてきてしまったのだ。

ということで、予約開始当日まで迷ったのが仇となって、予約したのが開始日より 1 日遅れてしまった。

結局、6/24 の発売日にはもちろん手に入らず、1 週間以上経った 7/3 にやっと入荷の連絡が来た。
iPhone 4
液晶がきれいなのが最大のウリなので、↑ のリンク先には無加工の写真を載せてみた。

どうだろう。パッと見、違いはわかりづらいが拡大して行くと液晶のジャギーが非常に精彩なのがわかると思う。iPhone 4 に正式対応していない BB2C とそれ以外の対応アプリでアイコンを見比べると一目瞭然だ。


で、他に何が変わったかというと、動作が速くなったとか、写真がきれいになったとか、基礎的な性能はかなり上がった感じがよくわかるのだが、では出来ることが何が変わったかというと、正直、特に新しくできることが増えたという感じはしない。



ところがちょっと使ってるうちに一番のメリットに気づいた。

それは Safari のフォントが拡大をしなくても読める場面が格段に増えたということ。

iPhone 4 でブログ
iPhone 3GS でブログ

ちょうどこのブログのデフォルト表示がわかりやすかったので載せてみた。上が iPhone 4 で下が IPhone 3GS 。iPhone 4 では最初に表示された状態のままで普通に読めるのに対し、iPhone 3GS ではどんなに顔を近づけて見てもフォントが崩れてしまって文字を識別することが出来ない。

とりあえずこれだけでも iPhone の利用価値はかなり上がったと思う。iPhone Safari の拡大縮小の操作は非常に良く出来てると思うが、拡大縮小しないで済むならそれにこしたことはない。



それと 1 つ懸念してたことがあったのだが、iPhone 3GS で使っていたケースが使えなくなってしまうのではないかということ。

とにかく入れてみないことには話にならないので入れてみた。

iPhone 3GS のケース

なんか微妙にしっくりこない。

iPhone 3GS のケース

やはり iPhone 3GS の背面の丸みがそのまま隙間になってしまってる。両サイドも微妙にぶかぶかな感じがする。隙間がある分、ちゃんと持たないと落としそう。

でもまだ iPhone 4 用のケースはあまり出回っていないので、とりあえずこのケースでしばらく使ってみるのだ。

また同じメーカーで rethinkLim Phone Sleeve シリーズとして iPhone 4 用ケースが発売されたら買っちゃうかも。
posted by さわしげ at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone

2009年09月28日

セカイカメラ使ってみた

iPhone アプリで、だいぶ前から話題になっていた拡張現実(AR)アプリ「セカイカメラ」がやっと AppStore に登場したので早速インストールしてみた。



拡張現実とは、現実世界に付加価値を付けるというもの。

簡単に例を挙げるとドラゴンボールに出てくる目の前の人の強さを数値化して表示してくれる「スカウター」などが拡張現実を具現化したものだろう。

もっと身近なものとしてはテレビのテロップなんかも拡張現実と言っても良いかもしれない。




で、セカイカメラでは iPhone を使ってカメラ越しに現実世界を覗き込むと、そこにエアタグという形で付加情報を重ね合わせて表現してくれる。

セカイカメラ

こんな感じ。

実際に使ってみると、まだランドマークくらいしかエアタグがないので情報が少なすぎるのだが、リアルタイム映像に吹き出しがくっついて回るというのは、単純におもしろい。

自分でエアタグを付けてみると、その文字や写真がぷかぷか映像の上に重なって表示されるので、なんとも不思議な感じだ。本当に現実世界にも見えない吹き出しが存在するような錯覚を覚える。

おもしろがっていろんなところでエアタグを付けてみたくなるし、人が付けたエアタグを見つけるとなんだか妙に嬉しくなる。





でも、「それが何?」と言われるとそれ以上の説明ができないのだ。

単純に iPhone を通じて覗き込むと吹き出しが浮かんでるということ自体が面白いというだけで、それ以上の面白さが見いだせない。

プログラマーのぼくは iPhone の GPS、Wi-Fi 位置情報、加速度センサー、電子コンパスを駆使してエアタグの表示位置を計算しているこの技術を考えるだけでなんだかワクワクしてしまうのだが、そんな技術的な仕組みなんかどうでもいい人からみたらただ吹き出しが重なって表示されるだけのアプリに面白みは感じられないのかもしれない。



もっと言うと、このセカイカメラには、エアタグに文字や写真を乗せるという機能しかないというのが面白みを感じられないんだと思う。エアタグに有効期限やクーポンなどのいろいろな付加情報をもっと乗せたり、友達同士のエアタグを共有できるようになったりすると、もっと使い方が出てきそうな気がする。



でも、やっぱり GPS や Wi-Fi 位置情報だけでは無理があると思う。

結局、映像上のピンポイント、たとえばテーブルの上やポスターなどに情報を乗せられるほどの精度がないので、映像に情報を載せるよりも、地図上に情報を載せたほうが良さそう。



とにかく拡張現実を最初に実装したアプリということで、今後どんどんバージョンアップしてほしいものだ。
posted by さわしげ at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone

2009年09月14日

Objective-C プログラミングの第 1 歩

スクリーンショット
iPhone や Mac OS X のアプリは Objective-C というプログラミング言語で作るのだけど、やっぱり慣れない言語というのは、暗黙のルールがわからず苦労する。

とくにわかりづらいのが alloc/retain と release の関係。

本を読んで、その動きは理解できるのだが、それがどのように運用されているのかが全く実感がないので、ちょっと実験してみた。


@interface Car : NSObject {
NSString *name;
}


@implementation Car
@synthesize name;

- (void)dealloc {
[super dealloc];
}


というクラスを作ってみて、この dealloc メソッドがどんなタイミングで呼ばれるのかデバッグしてみた。


Car *car = [[Car alloc] init];
[car release];


これで呼ばれるのは当たり前なので、


NSMutableArray *carList = [[NSMutableArray] alloc] init];
Car *car = [[Car alloc] init];
[carList addObject:car];
[car release];
[carList release];


というのを作ってみた。

これで、実際に Car のインスタンスがなくなるのは、


[car release];


ではなく、


[carList release];


の実行時だったので、NSMutableArray は addObject のときに retain をしていて、release のときに各アイテムを release してるということがわかったのだ。

なるほど。

Objective-C (というか Cocoa か?)のコレクションでは、アイテムの破棄はコレクションに任せて良いというのがスタンスらしい。


とまあ、慣れるまでは挙動を確認しながらじゃないとコーディングできないのがつらいところだな。

ってこれって当たり前なのかな・・?

Java のガベージコレクションに慣れちゃうと、メモリ管理の「当たり前」がわからなくなってしまうのがツライ。
posted by さわしげ at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone

2009年07月10日

iPhone 用ケース

iPhone の専用ケースを買った。

iPhone ケース

iPhone はズボンのポケットに普通の携帯電話と同時に入れることが多いので、お互いにぶつかり合って傷がつくのが心配だったのだ。



いざ iPhone 用のケースを探してみると、これまたいろんな種類のケースの類いが発売されている。

利便性を考えてだろうか、ケースに入れたまま使えるタイプのものがほとんどだったりするのだが、本当に利便性を考えたらケースに入れないのが一番使いやすいに決まっている。



ということで、選んだのが rethink というメーカーの Lim Phone Sleeve というケース。

これは、使うときはケースから出して使うタイプで、利便性という点ではいまいちなのだが、使うときにサッと取り出せるデザインで、ケースそのものは非常にシンプルだ。

使うときはケースから出して丸裸で使うので、iPhone のデザイン性も操作性もまるで損なわれないというのが嬉しい。



iPhone ケース

底面には iPhone を指で押し出すための穴があいているので、取り出しやすいというのがウリの 1 つのようなのだが、取り出しやすいというより、この穴がないと取り出せないというのが正確な言い方だと思う。



iPhone ケース

品質は良いのだが、値段もそれなりにするのが難点。というかハッキリ言って高すぎだと思う。



とにかくシンプルなケースが欲しかったので、このケースにはおおむね満足している。しかし、欲をいえば、取り出しをもっとスムーズにできるようにしてほしいというのと、切り込みを少なくしてホコリが入り込まないようにしてほしい。

なんだか他のケースも欲しくなってしまうのだが、満足できるケースが見つかるまで泥沼にはまりそうな気がするので、他には手を出さないほうが良いような気もする。
posted by さわしげ at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone

2009年07月02日

Apple iPhone 3GS

Apple iPhone 3GS

ずーっと欲しかった iPhone をやっと買った。「やっと」といっても買ったのはもちろん先週発売したばかりの最新機種「iPhone 3GS」だ。



去年の 3G の発売前から「ドコモから出るのでは?」という噂があったのに、いざソフトバンクから発売されてみると、ドコモからは全然出そうな雰囲気がなくなってしまった。ドコモ幹部も「iPhone にユーザーを奪われてはいない」などと発言したりして、あまり積極的に発売しようという意欲が感じられない。


1 年間ずっと指をくわえてソフトバンクの iPhone を見てきたのだが、絵文字に対応したり、MMS(Y! メール)に対応したり、ソフトバンクも iPhone の独特な世界をなんとか日本のケータイ文化に溶け込まそうとする努力が感じられ、このソフトバンクの柔軟な姿勢はドコモにはマネできないのではないかと思う。



ということで、ドコモからの発売は諦めて、ドコモの携帯(P905i)は残したままソフトバンクも契約して iPhone を買ったのだ。


iPhone はいわゆる PDA として使う分には最高なのだが、やっぱり電話機として使うには少々難がある。

たとえば、不在着信やメールがあったときに直接画面を見ないと確認ができないのが面倒くさい。つまり、操作しないときはスリープ状態なので画面は表示されていないので、必ず一度「ホーム」ボタンを押さなければ不在着信があったことに気がつかないのだ。

それと、通話品質があまり良くない。相手の声が聞き取りにくいのだ。これはマイク付きヘッドホンを使うことが前提になってるのかもしれないが、いつもヘッドホンをしてるわけではないので、電話のたびにヘッドホンを付けるのは面倒くさすぎる。

あとはよくいわれるように、おサイフケータイやデコメールのような日本の携帯が独自に発展した機能には対応していないのが、ちょっと不便だったりする。



ま、ドコモとの携帯 2 台持ちにするので、iPhone でできないことはドコモの携帯でやるからぜんぜん問題ないのだ!




でも、買ってから 1 週間ほど iPhone をいじってみたが、iPhone にダメなところがあったとしても、iPhone 1 本でやりたくなってしまった。

やっぱり携帯 2 台持ちはかさばるし、ドコモの携帯(P905i)のもっさり&理不尽な操作体系に「もう関わりたくない!」という気持ちが強くなった。


iPhone は今回の新機種 3GS になって速度がかなり改善されたらしい。旧機種は持っていないのでどれほど速くなったのかはわからないが、あらゆる画面のスクロールも滑らかだし、日本語入力も瞬時に反応する。とにかくどんな操作をしても気持ちがいい。



iPhone の良さはアプリが豊富とかブラウザが便利などいろいろあるが、やっぱりこの操作の気持ち良さに尽きると思う。
posted by さわしげ at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone

2008年10月29日

Mac でやりたいこと

MacBook Pro が届いてからしばらく遊んでいるのだが、とりあえず必要そうなアプリをインストールして遊ぶくらいで、とくに「これ」というやりたいことが見つからない。

Mac デスクトップ

まだまだ Mac に慣れることで精一杯なので、いじってるだけでも楽しいのだが、そろそろ開発とかもしてみたくなってきた。

とりあえず開発用に Xcode を入れてみた。しかし当然といえば当然なのだが、なにがなんだかさっぱりわからん。本でも買わないと手が出せなそうだ。Objective-C とやらの文法もかなり癖がありそう。

エディタはとりあえず「mi」というソフトを入れてみた。見た目はかなり地味。あまり Mac らしくないかも。

やっぱりどうしても Windows アプリも必要なので、「VMWare Fusion」も入れたし、そこに Windows XP Professional も入れた。

あとは、標準で入っている「GarageBand」という音楽作成ソフトが面白そうだ。これが使えるようになったら、「Logic Express」なんかも欲しいな。

で、本当は Mac でこそ欲しいソフトがあるのだが、やっぱり「Photoshop」が欲しい。もちろん「Elements」でないほうのが。さらにできれば「Illustrator」も欲しい。

とくに、Photoshop は切実に欲しい。アプリを作るにしても画像が描けないとアイコンすら作れない。


と、まあ、OS が変わると、アプリまで買い直さなければならないので金がいくらあっても足りん。いくらもないけど。
posted by さわしげ at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone

2008年10月27日

MacBook Pro 買っちゃった!

かねてより欲しかった、新しいパソコンをついに買った! それも今回は初めて Mac にしたのだ!

Mac は、それこそぼくがまだ学生で、コンピュータに興味を持ち始めたころから欲しかったのだが、やはり使いたいソフトが使えない(≒作りたいソフトが作れない)のが最大のネックで、手が出せなかった。

ところが、去年発表になった Mac OS X Leopard の機能で、Windows と Mac OS のデュアルブートが可能になったおかげで、この問題も完全に解決できた。

ということで、買ったのは 10/15 に発表になったばかりの MacBook Pro 。もちろん発表イベントもほぼリアルタイムで見たし、オンラインショップで発売が開始されたのと同時に注文したのだ。

MacBook Pro 箱
とりあえず開封レポ。
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posted by さわしげ at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone

2007年08月02日

iPhone いいな

アメリカでの発売からけっこう経ったが、Apple の iPhone がうらやましく思ったり思わなかったりしてる。

いろいろなところでレビュー記事が出ているので詳しくは書かないが、iPhone とはスマートフォンというジャンルの携帯電話で、いわゆる電話機能付き PDA のジャンルになる。

で、iPhone が何が凄いのか考えてみると、操作性が凄いということ以外に凄いところが見つからないような気がする。

スケジュール管理ができたりメールができたり Web が見れたり音楽が聞けたりと至れり尽くせりな感じがする iPhone なのだが、そんなものは今時の日本の携帯電話なら当たり前の機能であって、さらに GPS やワンセグや i-mode や ezweb による課金形態や Java 実行環境まであるので、単純に「できること」のすごさで言ったら日本の携帯電話のほうが遙かに「凄い」と思う。

それでも、iPhone が魅力的に見えるのは、唯一の凄いところである操作性があまりにも「強烈に凄い」ということだと思う。

機械式ボタンを省き、タッチパネルによる操作が不必要なくらいになめらかに動き、なんでもない操作でも触っているだけで楽しくなるような仕組みというのは他に例を見ない。

というか他の携帯電話や PC などの使い勝手があまりにも悪すぎる。さらにいうと家電も含めて最近のデジタル機器は全般に操作性が悪化してるように思えてならない。

iPhone の影響を受けて、他の製品の操作性も向上してくれることを切に願うところだ。


iPhone が日本で発売されてもたぶん買わないと思う。普通に日本で売ってる携帯電話のほうが高機能なので、それらの機能を手放してまで iPhone には移行できないと思うのだ。

iPhone がアプリの開発環境と実行環境を解放して、GPS やワンセグなどがオプションでもいいから追加できるようになったらたぶん買っちゃうと思うが。
posted by さわしげ at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone