2009年07月02日
Apple iPhone 3GS
ずーっと欲しかった iPhone をやっと買った。「やっと」といっても買ったのはもちろん先週発売したばかりの最新機種「iPhone 3GS」だ。
去年の 3G の発売前から「ドコモから出るのでは?」という噂があったのに、いざソフトバンクから発売されてみると、ドコモからは全然出そうな雰囲気がなくなってしまった。ドコモ幹部も「iPhone にユーザーを奪われてはいない」などと発言したりして、あまり積極的に発売しようという意欲が感じられない。
1 年間ずっと指をくわえてソフトバンクの iPhone を見てきたのだが、絵文字に対応したり、MMS(Y! メール)に対応したり、ソフトバンクも iPhone の独特な世界をなんとか日本のケータイ文化に溶け込まそうとする努力が感じられ、このソフトバンクの柔軟な姿勢はドコモにはマネできないのではないかと思う。
ということで、ドコモからの発売は諦めて、ドコモの携帯(P905i)は残したままソフトバンクも契約して iPhone を買ったのだ。
iPhone はいわゆる PDA として使う分には最高なのだが、やっぱり電話機として使うには少々難がある。
たとえば、不在着信やメールがあったときに直接画面を見ないと確認ができないのが面倒くさい。つまり、操作しないときはスリープ状態なので画面は表示されていないので、必ず一度「ホーム」ボタンを押さなければ不在着信があったことに気がつかないのだ。
それと、通話品質があまり良くない。相手の声が聞き取りにくいのだ。これはマイク付きヘッドホンを使うことが前提になってるのかもしれないが、いつもヘッドホンをしてるわけではないので、電話のたびにヘッドホンを付けるのは面倒くさすぎる。
あとはよくいわれるように、おサイフケータイやデコメールのような日本の携帯が独自に発展した機能には対応していないのが、ちょっと不便だったりする。
ま、ドコモとの携帯 2 台持ちにするので、iPhone でできないことはドコモの携帯でやるからぜんぜん問題ないのだ!
でも、買ってから 1 週間ほど iPhone をいじってみたが、iPhone にダメなところがあったとしても、iPhone 1 本でやりたくなってしまった。
やっぱり携帯 2 台持ちはかさばるし、ドコモの携帯(P905i)のもっさり&理不尽な操作体系に「もう関わりたくない!」という気持ちが強くなった。
iPhone は今回の新機種 3GS になって速度がかなり改善されたらしい。旧機種は持っていないのでどれほど速くなったのかはわからないが、あらゆる画面のスクロールも滑らかだし、日本語入力も瞬時に反応する。とにかくどんな操作をしても気持ちがいい。
iPhone の良さはアプリが豊富とかブラウザが便利などいろいろあるが、やっぱりこの操作の気持ち良さに尽きると思う。
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